2007年10月19日

萬々堂通則のぶと饅頭

    

奈良で有名な萬々堂通則の『ぶと饅頭』をいただきました。

“ぶと”とは、奈良時代、遣唐使が中国から伝えたとされる唐菓子の一つで、
米の粉を油で揚げて作られいて、春日大社の御鎮座当初から今日に至るまで、
御祭礼にお供えされる神饌菓子なのです。

今もなお春日大社では、毎月3回のお祭りと、祭事のたびに「ぶと」を供えています。
ぶと造りは、春日大社の神職さんの特技で、
これが上手にできなければ一人前の神職ではないといわれているそうです。
材料は、米粉を水で捏ねて蒸し、臼で搗いてからいろいろな形にし、
胡麻油で揚げますが、実際のぶとは固いのだそうです。

この由緒正しいぶとを、春日大社の許可を得て、食べやすく作っているのが、
萬々堂通則のぶと饅頭です。

食べた感想は、「アンドーナツ」でした。
ごま油で揚げているのでちょっと油にくせがあります。

もう一つのお饅頭は『八重の里
柚子の皮を練りこんだ白餡を包み込み焼き上げたしっとりとした焼き菓子です。


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この記事へのコメント
いやぁ〜!食べた感想が、餡ドーナツだなんて、
るなさん!パパにも、分けて下さいな!
でも、冗談抜きに、美味しそぉ〜♪(^_^)
Posted by bigsexy at 2007年10月19日 23:44
昔からそんなアンドーナツのような油で揚げたお菓子があったなんて、
びっくりですよね。
形は、餃子型のアンドーナツをちょっと固くしたもの。
味は油がちょっと気になる(胡麻油のせいかな?)アンドーナツです。
Posted by るな at 2007年10月20日 07:25